お通夜の受付時の挨拶や対応方法・マナーとは?

お通夜

お通夜での受付時、マナーや挨拶はどのようにしたらよいのでしょうか。

一連の流れがイメージできていても、具体的に言われるとわからない方もいらっしゃるかもしれません。

今回は、お通夜での受付時、頼まれた受付側と参列者側とそれぞれの立場からご挨拶やマナーについて紹介します。

お通夜での受付時、挨拶は?

お通夜で受付を頼まれた場合、親族やご友人など近しい方や、会社などのお勤めに関連する方など多くの人がいらっしゃいます。

そのときに重要や役割を担う人のひとりとして、お通夜の受付も大切です。
では、多くの方がいらっしゃったお通夜ではどのように挨拶をしたらよいのでしょうか。

ここでは、お通夜での受付時の挨拶について、受付側と参列者側、それぞれを紹介します。

お通夜での受付は、通常親族が務めますが、なかには友人や会社の方などが受付をする場合があります。

受付を依頼された場合は、立場問わず丁寧な言葉遣いをし、声のトーンを低めに抑えて、聞き取りやすいようにしましょう。

一方で参列者側は、お悔やみの挨拶をします。明るい場ではないため、言葉を交わすのも控えめにするとよいでしょう。

返礼品をいただいたときには、「恐れ入ります」など「ありがとうございます」とは違う言葉を用いましょう。

お通夜の受付を依頼された!受付マナーや対応方法は?

受付を依頼された場合は、斎場のお手洗いやそこまでの道のりを頭に入れておきましょう。

さまざまな方がお通夜にいらっしゃるため、特にお手洗いについて聞かれることも少なくありません。斎場に複数箇所あれば、そちらも一通り把握しておくとよいでしょう。

芳名帳や使用する道具なども、受付開始から30分ほど早めに準備しておくとおすすめです。

受付開始後は、香典を受け取り芳名帳にご記入いただいたあと返礼品を渡すのが通常の流れです。

ほかにも、荷物の預け場所がある場合は手荷物のお預かりをすることもありますし、お花など供え物をいただいた場合の対応もあります。

受付が終わった後は、斎場などで使用した会葬御礼品を参列された方々へお返しします。

芳名帳などは、スムーズにお渡ししやすいようにまとめるなど工夫しておくとよいでしょう。

まとめ

ここまで受付時のマナーや対応方法などを、参列者側と受付側の立場からそれぞれ紹介しました。

参列者側は、交わす言葉を控えめにし、挨拶は言葉を選びながら話すようにしましょう。

受付側は、挨拶の言葉だけでなく声のトーンにも気を配り、聞き取りやすいようにするなど、より多くの方への配慮が必要です。

また、参列者の方々がよりスムーズに動けるよう、あらかじめ調べておくなど準備しておきましょう。